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用語・設定解説

絶唱②

絶唱は本来、
エネルギーの運用効率を高めるアームドギアを介して放たれる。

翼が鎧の少女に使用した際には、アームドギアを介さなかったため、
溢れ出た余剰エネルギーが周辺のノイズに作用し、
結果、響をノイズの捕縛より解放しているが、これは決して効率的な使用ではない。

絶唱にはシンフォギアごとの特性もあり、
奏の纏うガングニールは、
放たれたエネルギーがドリル状に渦を巻く、突破力・貫通力に秀でた性能である。

ライブ会場での使用にあたっては、
渦状エネルギーを広く展開することで周辺のノイズをまとめて駆逐するという、
状況に応じた装者のアレンジも加えられている。

天羽々斬は、
圧縮されたエネルギーに指向性を持たせて放つのがその特性である。
鎧の少女に用いた際は、
「アームドギアを用いず自身から直接」「ゼロ距離での発動」という、
自分に跳ね返る負荷をまったく顧みることなく、
攻撃対象を徹底的に破壊することだけを目的とした、自爆にも等しい使い方であった。

それでも両者共に一命を取り留めたのは、
翼の適合係数の高さであり、
完全聖遺物ネフシュタンの鎧の防御性能の高さである。