差し出した手は拒絶され、突きつけられた切っ先はどこまでも鋭く冷たい。 少しずつ、だが確実に心を摩り減らしていく響。 翼もまた、己の弱さに誇りを蝕まれていく。
再び湧き上がる衝動は、より確かなものへと移ろい、 鎌首をもたげた蛇は、すぐそこにまで迫り来る。
#13『流れ星、墜ちて燃えて尽きて、そして――』
#12『シンフォギア』
#11『月を穿つ』
#10『繋いだ手だけが紡ぐもの』
#09『防人の歌』
#08『陽だまりに翳りなく』
#07『撃ちてし止まぬ運命のもとに』
#06『兆しの行方は』
#05『なお昏き深淵の底から』
#04『落涙』
#03『夜にすれ違う』
#02『雑音と不協和音と』