知らず口ずさんでいたあの旋律は、果てしなく広がる戦場の地平に置いてきた。 誰よりも速く、どこまでも遠くと求めるあまり手放したもの。 だがそれが、暗闇を切り拓くための灯火だとしたら。
優しい声はいつだってわたしを導き、背を押してくれた。 もう逢えないことよりも、出逢えたことが嬉しい。
#13『流れ星、墜ちて燃えて尽きて、そして――』
#12『シンフォギア』
#11『月を穿つ』
#10『繋いだ手だけが紡ぐもの』
#09『防人の歌』
#08『陽だまりに翳りなく』
#07『撃ちてし止まぬ運命のもとに』
#06『兆しの行方は』
#05『なお昏き深淵の底から』
#04『落涙』
#03『夜にすれ違う』
#02『雑音と不協和音と』