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次回予告


差し出した手は拒絶され、突きつけられた切っ先はどこまでも鋭く冷たい。
少しずつ、だが確実に心を摩り減らしていく響。
翼もまた、己の弱さに誇りを蝕まれていく。

#3 『夜にすれ違う』

再び湧き上がる衝動は、より確かなものへと移ろい、
鎌首をもたげた蛇は、すぐそこにまで迫り来る。