自分と同じ戦場に立つと申し出る響に対し翼は、常在戦場の意志の体現、
アームドギアを構えてみせろと詰め寄る。戸惑うばかりの響。
装者同士が激突しかねない状況を回避できたのは、
割って入った弦十郎の活躍であった。
その日からひと月近くが経過するものの、
響と翼の間に横たわる溝は埋まる様子はなく、
頻発するノイズへの対応に心を磨耗させるばかりであった……
つかの間の日常。疲労から小テストで及第点すらも取れなかった響は、
未来に手伝ってもらいながらレポートまとめにいそしむ。
それは、2人で交わした、流れ星を一緒に見る約束を守るためであった。