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用語・設定解説

特異災害対策機動部

認定特異災害ノイズが出現した際に出動する政府機関。

一課は主に、避難誘導やノイズの進路変更、さらには被害状況の処理といった任にあたっており、 通常、「特異災害対策機動部」と聞いた場合に、一般の人間が思い浮かべるのは、 報道媒体に取り上げられる一課のイメージとなっている。

対して二課は——
一課同様、ノイズ被害の対策を担っているのだが、決定的に異なる点がひとつある。
それが、シンフォギアシステムの保有である。

二課の設立は10年前。
第二次世界大戦時に旧陸軍が組織した特務室『風鳴機関』を前身とし、 世界に先駆けて、ノイズを駆逐する有効手段を研究してきた経緯がある。
二課には、ノイズとの戦闘以外にもうひとつ重要な役割がある。

それが機密情報の処理である。

対ノイズ以外にも圧倒的な戦闘力を発揮するシンフォギアシステムの保有は、 現行の憲法では、非常に危うい位置づけとなるため、 周辺諸外国の目や日米安全保障条約を鑑みて、 その存在を秘匿するとの政府判断が下されている。