適合者
聖遺物を起動させるのは、
どんな歌、誰の歌でも可能というわけではない。
聖遺物の欠片を歌によって起動させ、
アンチノイズプロテクター・シンフォギアとして身に纏うことができる人間を指す。
現状、確認されている適合者は四人。
幼い頃に天羽々斬を起動させた風鳴翼。
条件付ではあるが、ガングニールを起動させた天羽奏。
事故により奏からガングニールを受け継いだ立花響。
そして、10年前に失われたはずのイチイバルを纏って現れた雪音クリス。
日本政府が、適合者とカテゴライズされるのは翼ただ1人であり、
奏と響は、後天的要因によるイレギュラーな存在となっている。
クリスについては日本政府の管理下に無いため、 適合に関する調査はされていないのだが、
おそらくは翼に続く、2人目の適合者であると予想される。
日本政府は現在も秘密裏に適合者選抜を行っているのだが、 適合者の絶対数が少ない事に加え、
シンフォギアの存在が機密ということもあり、なかなか進んでいない状況である。